基本理念
信州の大地と生きる
弊社は明治33年(西暦1900年)に天然氷をもととした氷屋を創業し、以来百余年、すばらしいお客様と出会い、永くご愛顧を賜って参りました。
人類はこの百年で極めて豊かな物質文明を生み出しました。一方で企業の利益や個人の自由の追求が過剰に進みこのままでは立ち行かなくなることを我々人類は漸く気付きはじめています。
弊社は「信州の大地に生きる」をテーマに、次なる時代をなんとか生き抜いて参りたいと存じます。
大自然が唯一無二の財産という信州に生まれた弊社です。その基盤である冷力・氷雪事業はまさにこの信州の大地の恵みの「水環境」を源としております。今後はその大地の恵みを、水のみにとどまらず地域素材に視野を広げ掘り下げ、「ふるさとわくわく素材」ととらえて生かして参ります。
それらは大抵量に限りがあるものばかりで無限のお客様にお届けすることは困難かもしれません。しかし限りあることは、モノの本質と捉え、尊く扱う中でマーケッティングの英知を注ぎ、真の価値をお客様に喜んで戴きたいと考えております。
それらを実現する為の私達の姿勢として、正統・正道を貫き原理原則を徹底すること、そして常に新しいことに挑む気風を旨とし、ものづくりを通してお客様の信頼に足る企業風土を一歩そしてまた一歩醸成して参ります。
代表取締役社長 宮下 茂樹