News
新着情報
2025.04.16
ときどきの信州飯田
桜守のまち信州飯田
信州飯田には”桜守”と称する桜案内人がいます。樹齢300年を超す名桜から市民に親しまれる桜並木まで4月は春の訪れを目で楽しめます。”桜守の旅”ツアー参加の女性にどこから見えました?と聞きました。「東京からです」とのこと。
春の喜びを求めて遠くから来て下さる信州飯田にとても誇らしげな気持ちになります。市街地から山麓に向けて点在するその樹形と歴史を巡ることができ、それぞれに味わいがあります。
日本人はこの春の淡いピンクになぜこうも心動かされるのでしょう。四季の国日本で寒さから漸く逃れ生き物や植物の活動が俄かに活発になる、そこに学校や会社が4月から始まる我々日本の人間社会とが相乗して我々はこの桜から“始まり”を感ずるのでしょうか。
極端な気候が増えて四季の国ではなく二季だと皮肉る人もいますが、4月は日本人らしく味わいたいものです。
〈上〉当社工場近く 飯田市鼎名古熊から望む中央アルプス(安平路山)の残雪 撮影2025.4.5
〈下〉増泉寺の枝垂れ桜 長野県飯田市大瀬木 撮影2025.4.13